君の名は。

無職の日記

No.75 しじま

歳をとるにつれて時間が早くなるというのは本当かもしれない。

その日に起きたことはその日に全部忘れていると言っても過言ではない。だから月曜日を過ごしたばかりなのにいつの間にかまた月曜日になってる、みたいなことが多い。考えてみれば実に身軽な生き方だ。でも、とても良いことだと思う。「身軽になりたい」とは過去のブログでも書いた記憶があるが、既に俺は結構身軽に生きていた。

 

「何かしなくちゃ」という焦りからの「俺には無理だ諦めよう」のループに疲弊してきた人生なので、こうやって自然体で生きる心地よさはとても新鮮だ。現実を直視せず自分の世界に閉じこもって、その中で桃源郷を思い描くのをいつからやり始めたのか分からないけど、きっとそれだけ自分が豊かだったんでしょう。子供の無邪気さの原理は、夢を見ている人がむにゃむにゃ寝言を言うのと同じなんだと思う。

そんな閉鎖した楽園も、いつかは錆びつき、井戸は枯れる。硬く閉ざした門を開け、風を通さないといけなくなる時期が必ずやって来る。

 

最近、感じたことを100%フルパワーで信じていいんだと、少しずつ思うようになった。

ただ生きているだけで何かに支えられたり何かを支えたりしているわけで、その中で嬉しいことにも悲しいことにもちゃんと出会える。辛いことがあっても一人で立っていられるくらいには心も体も成長した。