留置場

普通の日記

No.73 ちょっと素直に喜べない「変わらないもの」

砂の惑星がクセになっちゃって、繰り返し聴いている。

ボカロ曲のMVをヘビロテするのは中学生以来。当時はこんなことが日常茶飯事だった。パソコンのディスプレイに釘付けになる毎日。

 

あのときは観ているだけで十分楽しかった。けれどその一方で、何も生み出すことのできない自分が時々嫌になった。何も特技がなかったというのも嫌だったけど、それ以上に、「やってみたい」という気持ちよりも「自分には無理だ」という気持ちの方が大きかった。欲求を自己防衛で圧迫していた。そして、その人格は今でも変わっていない。

 

中学のとき、教師に怒られて泣いた。殴られたわけでもなく。

でも俺は何も反省してなくて、再び同じことで怒られたとき、教師は俺に「この前の涙は何だったんだ。お前の中に真実なんてない」と言った。教師が言うにしてはだいぶ無責任な台詞だなと今では思う。言った本人は今頃どう思ってるだろう。

特に信頼されているわけでもなく、無責任なことばかり言ってくる人間に対して真摯でいるのは、有意義なことじゃないし、やろうとしても難しいことだと思う。でも当時の俺は「自分が悪いんだ、もっと頑張らなくちゃ」と、半ば論理的思考を放棄した形で出来もしないことをやり遂げようと張り切っていた。こういうのを万能感が強いというんだろう。「自分には無理」の精神を貫く力に溢れた子供時代だった。

 

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