留置場

無職の日記

死ぬ

俺はすごい人に憧れている節がある。15分でも日本中もしくは世界中で有名になりたい。Wikipediaに記事を書かれたい。

19歳にもなってこれほど漠然とした夢を見ているのはバカとしか言いようがないし、間違いなく人に尊敬はされない。その代わり反面教師になれる。幼稚園児が卒園式で発表するのと同レベルの妄想をいつまでしていても、何も成し遂げることなどできないと、子供たちは俺から学ぶことが可能。まあ、俺を見なくてもどこでも学べるかもしれん。

別に、人生には何かを成し遂げなければならないというルールはない。しかし代わり映えしない退屈な日常を何日も、何か月も過ごしていれば、知らない世界の景色をぼんやりと想像して、自分がそんな世界に居ればなあと溜息をついてしまう。

 

朝の5時だから、外で鳥が可愛い声で鳴いてる。それだけで俺の欲求は満たされる。そんな人生でいい。すごい人は人生のどこかで突然すごい人になったんだ。なろうと思ってなれるもんじゃない。諦めよう。持ち物を全部捨てて、最高に身軽になって走りたい。しかし浮世でそんなことをすれば死ぬ。だから人は常に何かを背負って生きている。その中からいらないものを見極めて、1個ずつ道端に捨てたい。

 

最大限身軽になって、それでもどこへも行きたくならなかったら、鳥の鳴き声だけ聞いて生きよう。