留置場

無職の日記

サキュバス

俺は他人のツイッターをずんずん遡って1つずつツイートを読むのが好きで、気づいたら1時間を超えていることもある。読む人は大体好きな有名人とかだけど、おすすめのユーザーに出てくる全く知らない人のツイートも面白くて読んでしまう。

 

界隈で成果を出して名を馳せている人のツイッターを読んでると、人間ってここまでやっても死なないんだ、と思う。俺は今までの19年間保身だけをして生きて来たし、俺の人生はただ色んなものにビビってただけの人生だったっててことを気づかされる。

 

「楽しいこと」の正体とは自分の身体をえぐられる快感のことで、楽しいことと苦しいことも元はと言えばどちらも身体に刻み込まれた傷なわけだから、保身ばかりしてると楽しいことさえも遠ざけてしまうことになる。俺たち人間は命を摩耗することでしか何かを感じ取ることができない存在なのだ。宝石や彫刻だって、元の姿をがつがつとナイフで削ぎ落されて出来上がるもの。

 

俺はもう何もかもが、楽しいことさえもが怖いんだろうな。それか楽しいことは破滅の瞬間にしか味わえないものだと思い込んでいる。サキュバスっていう、夢の中に超絶美女の姿で現れて、セックスをして男の精液を魂がなくなるほど吸い尽くしてしまう悪魔がいるんだけど、俺はそれが大好きだ。俺が何かの誘惑に駆られてここから1歩でも動いてしまえば、次の瞬間にはそいつに身体を引き裂かれてしまうだろうって思うと、そういうのはもう少し後でいいから今はまだ勘弁願いたいなと思う。

 

多分、俺は現在、自分が生まれた意味を知ることを最優先事項に生きている。

実はそれが本当に身近にあるってことは、もう分かって居る。けど、確かめるのが怖いんだ。確かめようとして、そいつが「意味なんてないよ」って言ったら、俺は闇よりも深い絶望へ真っ逆さまに突き落とされる。

 

俺は一番身近なものに触れるのが一番怖い。