留置場

無職の日記

礼儀

俺は人並みに上手く人間関係を築けずに生きて来たが、礼節を持って人と交流してこなかったからじゃないかと思った。

多分、礼儀をしらなかったわけじゃない。礼儀が嫌いだったんだと思う。礼儀を守るために自分の欲求を犠牲にしなくちゃいけない気がして。

礼儀が大嫌いだから、それの存在しない生き方を求めた。礼儀がなくても分かり合える奴こそが本当に最高な仲間だと考えていた。しかしそのせいで俺は人間関係で色々失敗しているし、日ごろから相手に敬意を払って過ごしていれば普通の人よりもコミュニケーションが下手くそにならなかったように思える。

 

礼儀が大事ってのは、馬鹿で息が臭い大人があーしろこーしろ若者に指図するやつではなくて、もっと崇高な、宗教のようなものだと思う。各々がそれを意識することが大事。科学みたいに法則があるわけではないから、自分で流儀を考えその全責任を自らが背負うというか。

 

まあしかし、礼儀のないコミュニケーションってのも、別に悪いものではなかった。義務教育時代にしか成り立たないかもしれんが。友人関係の同性とセックスみたいな会話をしてた気がする。それは礼節の欠片もないものだけど、礼儀をガン無視するっていう一つの一貫した意志は、ある意味確立した流儀と言えなくもない。もう一度繰り返したいとは思わんが。

 

俺には人付き合いの練習が必要だと思う。基本一人が好きなのと、礼儀がなってなくても一緒にいてくれる友達がいたから、今まで全然気にしたことがなかった。

最近は友達が欲しいと思うことが稀にある。