留置場

無職の日記

コーラ

なぜやりたいことをやるには今すぐやるしかないのか。

なぜ明日までとっておけないのか。

とっておこうとすると消えてしまうのだ。

消えてしまえば、昨日の情熱は完全に記憶から消滅し、二度と取り戻そうとは思わなくなる。

 

この消えてしまうというのは、案外悪いことではないのだ。だからすっかり慣れた。

だって、空想を思い描きながら気分よく眠りにつき、その次の日には気持ちがリセットされているって、気持ちいいじゃないか。

もし実行に移して失敗してしまったとき、夢は見れなくなる。夢とは可能性で、その可能性を失うから。俺の夢はもろいのだ。

 

yahoo知恵袋で、俺はどうして夢を実行しないのですかと聞いたら、夢を見る快楽が5、成功したときの快楽が倍の10、夢を叶えるための苦労が7だとすると、10-7=3で夢を見るだけの方が幸福になれる、と回答された。俺はこれを実行しているんだろう。

行動に移して成功しなかった場合なんか、5-7で負の値が募るばかりだ。

 

劣った人間が、小金持ちになるとか、楽器を上手くなって他人に自慢するなどの少々現実的な夢を目標にしてしまうと、失敗する可能性の方が遥かに高く、高確率で夢を失うことになるだろう。俺は行動しない方がいい人生を送れるのだ。

 

それとも、夢を見るなら見るで、いっそのこと特大サイズの夢を見た方がいいのだろうか。どれだけの運が味方しても、叶えられないほどの夢。

これなら夢を失う心配はなくなる。