君の名は。

無職の日記

ファンタ

ついつい他人の演技をしてしまうことがよくある。

小学生のある時期に、同い年のちょっとかっこいいと思っていたやつの口調を真似していたことがあって、「お前喋り方○○みたいじゃね?」と友達に言われたことがある。言われた途端に恥ずかしくなってやめたが。

これは、いわゆる邪気眼中二病の人間が漫画のヒーローの真似をする現象と同じだと思う。自分の場合は模倣の対象が、漫画のヒーローではなく身近にいるかっこいい人や有名な芸能人だったということだ。

自分の価値観より他人の価値観を優先してしまうのだ。自分の価値観で生きると、人生が貧しくなるような気がしてならない。

「自己嫌悪をする人というのは、人間なら誰しも自己嫌悪に陥ると考えているが、実際には大抵の人は自己嫌悪しない」というのをどっかで見たが、そのときは驚いた。自分が、憧れの他人とは違う生き物だという現実を俺は頻繁に嘆く。しかし普通の人はそんなことはしないらしい。そういうやつも少なくはないんだろうが、日々を楽しそうに生きている大半の人間は、自己嫌悪とはほぼ無縁の世界に生きているのだそうだ。